メンチカツ

ロースカツが好きです

Vagrant に EC-CUBE (+ mysql )をインストールするメモ

EC-CUBE向けに最適な Vagrantfile (+chefレシピ)がgitで公開されているので
使わせていただきました。

nanasess/vagrant-lamp · GitHub を git clone したあと

cd vagrant-lamp
vagrant up

を実行します。

http://localhost:8888/ でアクセスするとphpinfoのページが表示されるように
なります。

f:id:easy-breezy:20150306140450p:plain

このときドキュメントルートは

/var/tmp/www/ec-site

になっているので、このディレクトリにEC-CUBEを配置してしまいます。
Apacheの設定が一切必要なくなります。

vagrant環境にSSH接続し、以下のスクリプトを実行します。

vagrant ssh

#=>Welcome to your Vagrant-built virtual machine.

# ダウンロードページ http://www.ec-cube.net/download/ から EC-CUBE をダウンロードしよう
cd /var/tmp/www/
mv ec-site ec-site.org
wget http://downloads.ec-cube.net/src/eccube-2.13.3.tar.gz
tar xf eccube-2.13.3.tar.gz
rm eccube-2.13.3.tar.gz
mv eccube-2.13.3 ec-site

# rootになろう
sudo su

# タイムゾーンを変えよう
mv /etc/localtime /etc/localtime.org
cp /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

# mysqlサーバーを用意しよう
yum -y install mysql mysql-server php-mysql
chkconfig mysqld on
service mysqld start

# mysqlにEC-CUBE用のDBを用意しよう
# DB名:eccube_db、ユーザー名:eccube_db_user、パスワード:password
# の場合の例を以下に示します。
mysql -u root
mysql> create database eccube_db character set utf8;
mysql> grant all privileges on eccube_db.* TO eccube_db_user@localhost identified by 'password';
mysql> flush privileges;

ここまできたら、一旦vagrant環境から離れて、自身のPCのブラウザから以下へ
アクセスしてみます。

http://localhost:8888/

/install にリダイレクトされ、以下のページが
確認できれば設置はOKです。

f:id:easy-breezy:20150306140451p:plain

デフォルトのままでインストールする場合、URLは
http://test.local:8888/
になると思いますので、その場合は自身のPCのhostsに以下の1行を追記して
ください。

127.0.0.1 test.local

以上です。

追記:
当初、githubで公開されているEC-CUBEリポジトリからインストールを試みたのですが
失敗してしまいました。
配布版とgit版ではディレクトリ構成が大きく異なっているので、現在大規模改修中なのかも
しれません。